収集心 -Input-

戦略的思考力

「収集心」の定義

「収集心」の資質が高い人は、収集や蓄積を必要とします。その対象には、情報、アイデア、人工物だけでなく、人間関係も含まれる場合があります。

先生たちの行動指針

教材研究を口実に色々な情報を日々楽しく得られ、図書館を最大限利用できるとき。それが時々授業などに生かされるとき。 (高校・外国語 40代)

分からないことがあるのが嫌で、とにかく情報を持っていたいと思う。進路指導の際には、経験は不足しているものの、情報については上司たちから情報をかき集め、指導することができた。 (高校・保健体育 30代)

モノに関しては全く執着しません(レポートの前半はあてはまりません)。ただし、モノは人とつながっているということは教育活動において大事にしています。強いて言うなら書籍はとにかく捨てられません。また、後で後悔したくないので本屋などでは迷ったらとりあえず買うようにしてます。あと、100円ショップなんかはワクワクします。モノではなくアイデアに感動したり、イマジネーションがわくというか、そういう見方をしてます。 (高校・理科 40代)

なぜかと思ったらすぐ調べたり尋ねたりする。 (小学校・院生)

収集が役に立っている実感は他のものよりはありません。たしかにいつか役に立つかも…と思い教材を集めたり、いつか話せるかもと思い面白い知識をため込んだりすることもあります。また子どもの姿とか言動とかを集めるというよりかは、いくつか記憶しておいて、結びつけることもあります。これは子ども理解に結びついているなかなと思いますが、分かりません。 (小学校・院生)

興味があることや趣味の幅がとても広いので多くの人と初対面でも話のきっかけとなることが多い。 (小学校・学生)

たくさんの資料やデータが必要な時。喜んで集めてくる。 (小学校・学生)

知欲があります。やろうと決めたことにはとことん突き詰めて知識を集めたり、話題の中心をその近くで聞いたりします。現在は、教科教育、道徳教育、子ども理解、学級経営、学校マネジメントに着目して、調査官の講演を聞いたり研修を受けたりしました。普段の授業では育成したい資質・能力を明確にして授業構想することを意識しています。(中学校・院生)

学習者に対して、多様な教材(考える手がかり)を提示できた時。※教科書の本文の他に、対立意見を探し出せたこと。
文献等を読むのが苦にならない。論文を書く際はもちろん、授業研究の際に、必ず教科書本文の原典に当たっていること 。(中学校・院生)

小学6年生のクラスで教育実習をしたとき、社会の授業もっと詳しくいうと飛鳥時代の授業を持ちました。その導入を考える際、飛鳥時代に関して徹底的に調査し、子どもたちの身近なもので飛鳥時代の影響を受けているものや、長野で飛鳥時代からあるものなどを発見しました。そのおかげで自分的には面白い導入が作れたと思います。 (中学校・院生)

新しい指導要領への対応やその実践化についての議論をするとき、話題提供や過去の事例、引用元などを紹介できる。 (中学校・技術 30代)

授業案を考えるときに、ネットや資料、先輩教師らから情報を効率的に集められる (中学校・国語・非常勤 40代)

目の前の児童に対して、最も最適な支援を考えるために、児童の姿を分析的に追ったり、いろいな実践から様々な支援の仕方を勉強したりする。教員間の関係性(特別支援学校は1学級に複数名の教員がいます)やその教員の強みや弱みを分析的に収集する (特別支援 30代)

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