「戦略性」の定義
「戦略性」の資質が高い人は、目的に向かうための選択肢を想定することができます。いかなる想定に直面しようとも、適切なパターンと問題点を直ちに予測することができます。
先生たちの行動指針
先を見据えて計画を立てたり、目標等を達成するためにはどんなことが必要か考えて計画を立てる。 (高校・保健体育 40代)
前任校での生活指導係、生活指導主任時のそれぞれの事案に関して、このような頭の使い方をしていたと思います。「後手に回らない」がキーワードでした。現任校では、抽象から具体への思考を意識した計画が、戦略性にあたるのかなって感じます。 (高校・理科 40代)
現在の校内研修を企画推進することが強みを生かせている状況だと感じました。現状から、どのような状況になるかを予測し、解決の筋道を立てていくということで知らず知らずに資質を使っていたように感じます。
特に、教頭先生に自分の考えを提案する際には、いくつも案を練って提案しています。自分では、直観的に思いつくことが多く、いくつかの選択肢を提示しています。しかし、これが、戦略性の強みだということを知って驚きです。
教職大学院に来る前も思い返すと、体育主任や研究主任という立場で、全体を俯瞰し、常にいくつも直観的に戦略を立てていたように感じます。直観的なので、説明できないことが多かったですが。 (小学校 30代)
何かの行事などで1日の流れを考えるときに、その日の全体の流れを事前に想像して準備をすることで大きな問題なく進む場合が多い。 (小学校・学生)
学生への支援・信頼の構築。 (大学教員)
特に今の研究課題の先にある「壮大な構想」分野では、かなり具体的抵抗勢力や障壁を予想し、その先を見ていると思う。 (中学校・その他 40代)
同僚が困ったときに相談してもらえる。誰に任せようか迷う仕事(特に新しいこと)を任せてもらえる。特にコロナ禍によって難しくなったこれまでの当たり前を打開しなければらない際には多くの相談を受け解決方法を提案させていただいた(学習支援や文化祭など)。問題解決の際にはいろんなことを考えるので、どのような方法になっても何とかなるかなと感じることが多い。 (中学校・社会 30代)
問題の本質について考え、改善策について意見を述べているとき。(中学校・保健体育 40代)
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